選挙応援の挨拶などスピーチの文例を紹介

選挙応援の挨拶の文例について

選挙応援でのスピーチのポイントについて

選挙関係でのスピーチのポイントは、TPO(時・所・場所)によって大きく違ってきます。

選挙民の目はもとより、マスコミも意識しなければならない。その意味では、言い間違いは許されず、かなり高度な話術と、きちんとした内容が要求されるので、下書きを書いたあと、念入りに推敲することが大切です。

一般的には以下の3つの点に注意してください。

1.立候補者の人となりや政治信条を、分かりやすい言葉や具体的な事例で伝える。

2.党レベル、組織レベルの主張は、立候補者本人に任せ、選挙民、生活者としての立場から、当選させてほしいと訴える。

3.街頭演説などでは、周辺の状況にも目を配り、マイクの声量にも注意し、声の抑揚なども工夫して聞き手に語りかける。

立候補者激励会での支持者の演説

☆立候補者激励会での支持者の演説・1

POINT:「地盤・看板・かばん」の話を逆手に取り、それらがない候補者だからこそ清貧な政治ができると訴えます。

このたび市議会議員に立候補者した細谷武則くんの高校時代の友人で、藤川といいます。

細谷くんは、高校在学中に受けた生物の授業をきっかけに、自然保護運動にかかわるようになりました。以来、市民運動家として、地道な活動を続けてきたわけでございます。

ご存知のように、選挙には「地盤」という土地の縁、「看板」という既存の政治家との縁、「かばん」という資金、3つの「バン」が不可欠とされています。

自慢ではありませんが、細谷くんは一つも持ち合わせてはおりません。しかし皆さん、3つの「バン」を持っている政治家たちは、何をしてくれましたか。政治にはお金がかかるんだと、市民不在の癒着した利権政治がはこびったのではありませんか。

われらが細谷くんには、3つの「バン」がない分、いち「バン」市民に目を向けた政治家になることを期待しております。

☆立候補者激励会での支持者の演説・2

POINT:再選あるいは政治経験方法な候補者の場合は、実際の政治の場での実績や手腕がアピールのポイントとなります。

今回の選挙戦、当初は当選圏内と予想されていたわれらが浜口候補は、若い新人候補者の追い上げを受け、苦戦を強いられています。

最近の選挙では、第一に問題になるのが候補者の年齢だといいます。40歳以下、さらに新人で政党色のない人ほど有利とされているのです。

私もこの市民感情は理解できます。しかしながら皆さん。経験のないことは、選挙では有利に働くかもしれませんが、当選後4年の長きにわたる政治という実務においてはいかがなものでありましょうか。質問にも立てない、法案も作れない政治家に、いったい何ができるというのでしょうか。

市会議員での2期の実績と努力が認められ、党公認の県議会議員候補として推薦を受けた浜口くんなら、当選の翌日から実行力を発揮できます。

彼の経験と実績、卓越した手腕を、県政の場でも活かすため、どうか皆様のお力をお貸しください。

☆立候補者激励会での支持者の演説・3

POINT:候補者の人となりや学生時代のエピソードを紹介し、そういう彼女だから政治の場でも活躍できると結びます。

区議会議員に立候補した岡田秀子さんのため、長年の友人として駆けつけました。

岡田さんは、さっぱりした気性で、男女を問わず人気者でした。さらに、中学、高校とも生徒会長を務めるなど、当時からあざやかなリーダーシップを発揮していました。

ですから、結婚して専業主婦になったと知ったときは、少し意外な感じがしたものです。でも、話を伺えば、当時は、ご主人、そしてお子さんのために最善をつくすと心に定め、家庭を最優先にしたとのこと。これもまた、岡田さんらしい潔い決断だと思ったものです。

ご家族に安全な食品をと模索する活動をへて、今回の立候補につながったのは、女性として母親として、そして優れたリーダーシップを持つ者としての自然な道なのだと思います。

彼女の、生活者としての視点と若さ、そしてエネルギーは、必ず区政に新風を吹き込んでくれるでしょう。

☆立候補者激励会での支持者の演説・4

POINT:弱点や批判の対象とされる点について、論理的に擁護しながら、候補者の魅力と適正を語ります。

野口候補は、昨年、志半ばにして急逝したお父上の遺志を継ぐべく、銀行員からの転身という大きな決断をして、このたび立候補いたしました。

世襲政治に風当たりの強い昨今です。また、野口候補の32歳という若さを危惧する声があるのも承知しております。しかし、私はあえて声を大にして言いたい。二世議員も若輩も大いに結構なことです。

彼は、県民のために働く誇りも、議員としての苦労も、肌で感じて育ちました。言い換えれば、野口候補には、32年間の政治経験があるのです。

元アメリカ大統領のクリントン氏が州知事に当選したのが32歳、現在の○○市の△△市長が初当選したのが31歳、若さは決してマイナスではないこともご理解いただけるでしょう。

混迷の選挙戦もあと10日。野口候補もあと一歩のところまで来ております。どうか皆様の一票で野口たけしを県政に送ってください。

「短いスピーチあいさつ実例大事典」より

「短いスピーチ実例集」より

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